談酒館にも秋深し

暑い暑いと言っても季節は確実に進んでいます。

談酒館の裏山に生存しているお馴染みのアナグマ君が檻に入りました。

体には脂をまとい、冬の寒さに耐える準備を整えています。

「おまえは何を食べてそれほどの脂を蓄えるのかね?」

たずねてみても、バツの悪そうな顔でうつむいていました。

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